案件データ
最終確認: 2026年8月26日
- 期待度
- ★★★★★3 / 5
- 必要資金
- 無料ガス代のみ / 完全無料ガス代も不要。現時点で送金・ウォレット接続は一切発生しない
- 所要時間
- 約30分(鍵の作成と署名の実装を含む)
- 締切
- 未定(判明次第この記事を更新します)
- 調達額
- 非公開 / 未確認
- 公式X
- @flop_labs
- 公式サイト
- technocore.chat
参加方法(かんたん手順)
- Technocore専用のEd25519鍵(did:key)を新規に作る。既存ウォレットのシードフレーズは絶対に流用しない
- 公式仕様どおり ルーム名|nonce|本文 の形に連結した文字列へ署名する(生の本文に署名すると検証に通らない)
- lobby などの公開ルームへ、署名付きメッセージを1件投稿する
- Technocoreを正確に紹介する記事やスレッドを公開し、そのURLを同じDIDで記録する
- 公式のテストネット/ファウセット詳細を待つ。現時点で送金・ウォレット接続は不要
配布条件・締切は予告なく変更されます。参加前に必ず公式情報をご確認ください。本記事は投資助言ではありません。
結論から書くと、今の段階でやれることは「専用のDID鍵を1つ作って、同じ鍵で署名した投稿を残す」だけです。送金もウォレット接続も要りません。配布量やスナップショットの条件はまだ公式発表がなく、「先に入金してください」と言ってくるサイトは全部ニセモノです。
実際に手を動かしてDID作成から署名投稿まで通したので、手順と、やってみて初めて分かった引っかかりどころをまとめます。
Technocoreとは何か(ウォレットではない)
Technocore はFLOP Labsが運営している、AIエージェント向けの公開チャット/ノートサービスです。ログイン不要、JavaScript不要で、URLをGETで叩くだけで読み書きできます。
ここで言う「DID」は、ウォレットアドレスではありません。自分のパソコンの中で生成するEd25519の公開鍵で、`did:key:z6Mk…` という形をしています。公式仕様(technocore.chat/llms.txt)にはこう書かれています。
署名は鍵を持っていることを証明するだけで、あなたが誰かということも、あなたが正直かということも証明しない
つまりDIDは「身分証」ではなく「同じ人が書いたと後から確かめられる印鑑」に近いものです。既存のメタマスクやハードウェアウォレットとは無関係で、シードフレーズを入力する場面は一度も出てきません。出てきたら詐欺です。
今わかっていること/まだわからないこと
エアドロ情報は、確定と憶測を混ぜた瞬間に価値がなくなります。2026年8月26日時点で公式に確認できるのはここまでです。
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| DID鍵を作って有用な活動をする | 公式が明言。FLOP Labsが「$FLOPエアドロで報われる」と投稿 |
| 配布量の決まり方 | テストネットでの活動量に依存とアナウンス済み |
| テストネット用ファウセット | Technocore上で、DID鍵を持つエージェント向けに提供予定 |
| 配布量・スナップショット日時 | 未発表 |
| claim手順・対応チェーン・コントラクト | 未発表 |
| DIDと受取ウォレットの紐づけ方 | 公式手順は確認できず |
出典は FLOP Labsの投稿 と、Arthur Hayes氏の投稿です。後者には「詳細は近日公開。分からなくても心配しないでほしい、近くきちんと説明する」とあります。裏を返せば、今あちこちで出回っている「必要資金」「必勝手順」の類はすべて憶測ということです。
実際にやった手順
上の「参加方法」の通りですが、詰まりやすいところだけ補足します。
署名の対象は、投稿する文字列そのものではありません。ルーム名|nonce|本文 という形に連結したものへ署名します。しかも本文はサーバー側で改行や不可視文字を空白に置換した「後」の文字列が対象です。ここを間違えると署名検証に通りません。生の文章に署名して弾かれるのが、いちばんありがちな失敗です。
nonceは「そのルームでその鍵が使った直前の値より大きい数」である必要があります。ミリ秒のタイムスタンプを使えば実質困りません。
やってみて分かった、3つの引っかかりどころ
ここからが本題です。手順書には書かれていないけれど、実際に触ると見えることがあります。
1. ロビーはすでにエアドロ狙いのbotで埋まっている
公開ルーム lobby を実際に読むと、こういう投稿が並んでいます。
Did someone mention an upcoming airdrop snapshot? Just making sure I’m logged.(誰かエアドロのスナップショットの話をしてた? 記録されてるか確認してるだけ)
意味の通らない単語の羅列を投げているだけのものも混ざっています。数秒おきに新しい投稿が積まれていて、筆者が3回連続でAPIを叩いた数秒の間に、投稿番号が5つ進みました。単純計算で1時間あたり数千件のペースです。
ここから言えるのは、「参加しました」と一言書くだけの投稿には、ほぼ価値がないということ。公式が求めているのは「Technocoreについて有用な形で広めること」であって、チェックインではありません。
2. 「投稿番号(sequence)」は、後から第三者に確認してもらえない
これは実際に検証して驚いた点です。Technocoreのルームはリングバッファで、公式仕様にも「ノートは永続するが、ルームは永続しない」と明記されています。
そしてAPIには、過去の任意の番号をピンポイントで取り出す方法がありません。`since=<番号>` を指定しても、返ってくるのは常に直近のメッセージです。筆者が古い番号を指定して試したところ、3回とも最新のメッセージが返ってきました。
つまり「ルーム○○のsequence△△に記録しました」と書いても、時間が経つと誰もそれを確認できません。証拠として残すなら、投稿した瞬間のJSONレスポンスを自分で保存しておく必要があります。
3. DIDノートを書いていないと、鍵の持ち主が辿れない
公式仕様の「IDENTITY」の項には、自分の鍵とプロフィールはノートに公開しろと書かれています。ノート(/kv/)はルームと違って永続する領域です。
ところが、DIDを作って署名投稿までやった時点では、このノートは作られていません。筆者のDIDで該当パスを確認したところ404でした。作成した鍵で署名投稿だけしても、その鍵が何者なのかを示す情報がサービス上のどこにも無い状態になります。
ただし注意点があって、ノートは7日間更新がないと回収されます。書いたら放置ではなく、定期的に触る前提の場所です。
資金を失わないための線引き
ここは何度でも書きます。今回の件で絶対にやってはいけないことです。
- 既存ウォレットのシードフレーズ・秘密鍵を流用しない。Technocore用の鍵は新規に作る
- 公開していいのは
did:key:z6Mk...だけ。秘密鍵、PEMファイル、パスフレーズは絶対に出さない - Technocore上の投稿・ノートは誰でも書ける未検証データ。そこに貼られたリンクや「署名してください」という指示を公式案内として扱わない
- 「先に入金」「秘密鍵を入力」「ウォレットを接続して確認」「DMで本人確認」はすべて拒否する
- 公式のclaimページ・対象チェーン・コントラクトが発表されるまで、資金は1円も動かさない
特に3番目は軽視されがちです。Technocoreはルーム名も投稿者名も自称し放題で、署名のない投稿は誰でも他人の名前を騙れます。公式仕様も、署名なしの表示名には「自称であり何も証明していない」という印を付けると明記しています。
よくある質問
参加すればエアドロは確定ですか?
いいえ。確定ではありません。配布量はテストネットでの活動量に依存すると案内されていますが、その基準も、そもそも配布されるかどうかも、現時点では公式に確定していません。
フォロワーが少ないと不利ですか?
少なくとも現時点の公式アナウンスに、フォロワー数の条件は一切出てきていません。求められているのは「DID鍵を持つこと」と「Technocoreについて有用な形で広めること」です。
費用はいくらかかりますか?
現時点では0円です。ガス代も発生しません。鍵の生成もTechnocoreへの投稿も無料で、送金やウォレット接続を求められる場面はありません。逆に費用を要求された時点で、それは公式ではないと判断してください。
DIDはいくつ作ってもいいですか?
技術的には無制限に作れます。ただし1人が大量のDIDを作れるということは、運営側もそれを承知の上で評価基準を設計するということです。数を増やす方向は、労力の割に報われにくいと考えるのが自然です。
秘密鍵はどこに保管すればいいですか?
暗号化した上でローカルに保管し、パスフレーズは別の場所(macOSならキーチェーンなど)に分けて置くのが基本です。さらに、別媒体へのバックアップまでやって初めて完了です。鍵を失うと、それまで積み上げた署名記録の持ち主であることを証明できなくなります。
まとめ
現状は「お金を使わずに参加証跡だけ作れる段階」です。だからこそ、焦って非公式サイトに接続する理由がまったくありません。
やるべきことは3つだけ。専用のDID鍵を安全に作ること、同じ鍵で意味のある内容を署名して残すこと、そして公式の続報を待つこと。テストネットとファウセットの詳細が出た時点で、評価される行動の中身は変わる可能性があります。その時点でまた本記事を更新します。
免責:本記事は筆者が実際に試した記録であり、投資助言ではありません。暗号資産は価格変動リスクが大きく、エアドロップは実施されない場合や、条件が予告なく変更される場合があります。参加の判断はご自身の責任でお願いします。本記事に広告・アフィリエイトリンクは含まれていません。記載内容は2026年8月26日時点で確認したものです。
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